東日本大震災と原発事故の後、自然・再生可能エネルギーへの期待と地域のエネルギー自給の機運が高まっています。
日本は、現代の主要なエネルギー源とされる石油や天然ガスはほとんど存在しませんが、急峻な山岳から流れ出る水流や国土の66%を占める森林のバイオマス、火山の地熱、列島を囲む海洋・潮流、風力、太陽光・熱などの自然・再生可能エネルギー源に恵まれています。
それらのエネルギー資源を活用してエネルギーの地産地消を進め、化石燃料の購入費用として地域外へ流出している資金を地域内へ循環させ、新たな産業や雇用を創出し、地域活性化を進める動きが活発になっています。
石油製品の普及と外国産木材の流入により使われなくなった森林バイオマスですが、伐採・運搬などを含めた発電コストを考えると、用材を中心とするカスケード利用が望まれます。木質バイオマスエネルギー活用は林業と地域の活性化に資するものですが、それだけでは十分ではなく、高層木造建築やCLT等集成材の普及が進められているゆえんです。
用材として使われない間伐材などの放置残材や枝葉などの未利用材が、熱利用や発電用の燃料として適していると言えるでしょう。
また、木質バイオマスによる発電・熱供給には、燃料調達の課題が大きく、各地域のバイオマス産出量に見合った小規模分散型の地域エネルギーとしての利用が求められていると思われます。
電気についての情報
家庭のエネルギー消費構造
各国の森林率
もっと木造建築を
森林材の使い尽くし
熱利用と電気の回収イメージ
バイオマス産業コンプレックス
りゅういき自然エネルギーとみなかみ地域エネルギー推進協議会は、全国地域エネルギー推進協会(地エネ協)やエネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議などと協力して、地域エネルギー事業を推進してまいります。
■問合せ・連絡先
株式会社りゅういき自然エネルギー
〒379-1414 群馬県利根郡みなかみ町布施742
電話 0278-25-3959 E-mail:minakami@chiikiene.net